IWAGONという社名は幕末に高祖父、橒木権右衛門と岩吉兄弟が福岡県博多で『岩権 骨董舗』を始めたことに由来します。
当時、福岡の文化発信地であった旧橋口町にお店がありましたが空襲により消失しており、現在は僅かな写真と資料を残すのみです。
博多区中洲の清流公園内にある1900年に建造された博多町家寄進高灯籠には屋号を刻んだ当時の石板が今も残されており、福岡県の重要な史跡となっております。
戦後は曽祖父である謙三が1950年代後半まで岩権骨董舗の営業を続けておりましたが、他界後は途絶えておりました。
時は経ち、過去の家業のことは全く知らされたことはなかったのですが、偶然にも同じ道に入り2015年にORIGENを立ち上げました。
後に家の歴史を知り、いつかその屋号を復活させたい気持ちが募り、ORIGENを法人化するにあたり社名を株式会社IWAGONに改め、2021年に復活させました。
一度、途絶えた屋号ではありますが不思議な縁によって過去から復活したIWAGON、はじめに歩みを進めたORIGEN、そしてこれから動き始めるSHINGANの三つの時の重なりを未来へと繋いでいきます。
株式会社IWAGONは『復活』という言葉をキーコンセプトに古いものに新たな価値と意味を与え、“もの”の命を蘇らせることを目的に三つの事業を展開して参ります。
縁がもたらす一瞬の時の重なりを大切にし、繋がりを未来へと連続させること。
人の想いが宿った特別なもの、希少価値のあるものを後世へと伝えていくこと。
出会った人と共に、ものに新たな生命と価値を与えられる企業を目指すこと。
所在地
大阪府大阪市天王寺区城南寺町1-16
年代不詳 | 橒木権右衛門・岩吉兄弟により福岡県旧橋口町に『岩権 骨董舗』を創業 |
1900年(明治33年) | 博多町家寄進高灯籠の建設に協力 |
1950年代後半 日 | 橒木謙三を最後に閉業 |
2015年5月10日 | 浪速区恵美須町にてORIGENを創業 |
2020年7月1日 | 天王寺区城南寺町に移転 |
2021年5月10日 | 法人化、法人名を株式会社IWAGONと改めて『岩権』を復活 |
年代不詳
橒木権右衛門・岩吉兄弟により福岡県旧橋口町に『岩権 骨董舗』を創業
1900年(明治33年)
博多町家寄進高灯籠の建設に協力
1950年代後半
橒木謙三を最後に閉業
2015年5月10日
浪速区恵美須町にてORIGENを創業
2020年7月1日
天王寺区城南寺町に移転
2021年5月10日
法人化、法人名を株式会社IWAGONと改めて『岩権』を復活
大学在学中より古道具店にてアルバイトを始め、日本の古道具や家具類、骨董品などの古美術品、その他さまざまなお品ものを取り扱う経験を積みました。
6年間の勤務の後、2015年に個人事業として大阪市浪速区恵美須町にてORIGENを創業いたしました。
一般家庭・事業者様を対象とした出張査定・売却代行業の他、家財品のお片付け事業も展開しております。
希少な骨董品をはじめ、昭和の懐かしいものや時代建具、宝飾品などの貴金属製品まで幅広く取り扱うことのできるお店です。
屋号は開業の年に他界した祖父が生前に博多で営んでいた呉服店「織源」を継承しました。
お客様を大切にし、ご用命があればどこへでも出向いた祖父の精神を守り、お気持ちに寄り添った親身なお店を目指しております。
古いものの面白さに魅せられたことをきっかけに骨董品や美術品を扱う仕事を始めましたが、古いものには価格的な価値だけでは捉えきれない、さまざまな意味や思いが宿っており特別な価値のあるものを紹介していくことが必要だと思い、SHINGANを立ち上げました。
希少価値だけに捉われず、そして美術的価値に偏ることもなく、重層的な視点で“もの”の価値を考えます。
屋号であるSHINGANは心眼で本質を捉え、真贋を見極めるという思いを込めて命名しました。
希少価値のあるもの、長い時を経たもの、受け継がれたもの、蒐集したもの、大切なもの、思いの宿ったものなどの写真撮影からはじめ、ギャラリースペースの運営、オリジナルプロダクトの製作など複数の可能性を模索していきます。
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